一歳半くらいで、まん丸顔にどんぐりお目目、棒鼻と引き結んだ口の、誰かの似顔絵をカレンダーの裏に描いた。 おひめさまだとかを一生懸命に描いていました。 所構わず。 | |
8〜9歳 | |
8歳:『生命の楽園』 | きょうだいと一緒に、お人形遊びをしていて思いついた話を、小説として形にした(未完)。 |
9歳:『始めの一歩』 | 推理小説(破棄)。ここに登場する人物が、後の作品でも出てきます。 |
『先生シリーズ』 | 四コマ(結構友達に受けていた。そして行方不明に)。 |
『鏡の中の秘密』 | 手帳に描いた長編(未完。しかも手帳を破棄)。 |
『風が私を呼んでいる』 | 初めて作った歌。 |
10〜12歳(書き上げてから次の作品を書けよ……) | |
10歳:●『子猫シリーズ』 | 幼いきょうだいの為の「寝る前のおはなし」シリーズ短編。内容は恐ろしく分かりやすいが、語るのは大変だった。 全作品の中で、内容を余り覚えていないにも関わらず、きょうだい達には今だにこれが一、二番を争う人気ぶり。経験って本当に恐い。読んでもらう為に作品を作り始めるきっかけとなった作品。 |
11歳:『ゴーストクラブ』(後出) | 構想だけで中身は書いていない。 |
○『春咲く町』(始) | 探偵もの連作。きょうだいと共に描く。すこぶる適当な探偵もの。 |
『時間旅行』(始) | 前述の『鏡〜』の登場人物を主人公に、似たような話を描く(未完)。 |
12歳:○『雪女』(始) | 妖怪が出てくる話。ここに登場する脇役が、後の物語で主人公になったりしています。 |
中学生:美術部。作品には余り関係ない。ワープロを使用し始める。 | |
●『子猫シリーズ』 | 全9話。実際に語ったのは、1話と2話、あと幻の一話分が加わった全3話。(文章版3話以降は非常につまらない。) |
●『鬼婆』 | 良くある昔話をワープロで打ち出したもの。ばーちゃんが妙に可愛いイラスト付き。(感熱紙のため破棄) |
『(題名は公表できません)』 | 友人たちと漫画を描く。影響を受けて、絵柄がかなり変わる。 |
『生命〜』をベースに大量に歌を作る。他にも、替え歌や、他の歌で、20曲は作ったと思う。この時の友人たちがいなければ、曲作りを続けることはなかったと思う。 | |
●『世話好き』 | 『始めの〜』のメンバーが登場する掌編。軽い怪談話。 |
●『標的』 | 掌編。怪奇もの。 | ●『すれ違い』 | 短編。あちこちから登場人物を集めてきた、番外編。 |
『春咲く町』(始) | 漫画の一話分のリメーク。挫折。 |
はやみねかおる氏の『亡霊は夜歩く』のプロローグ部分をこっそり漫画化(誰にも見せない)。版権ものはこれだけですね。 | |
『名探偵(題名忘れました)』 | 探偵が登場。事件が解決する前に破棄。 |
『ゆうれいのおひめさま』 | 『子猫シリーズ』のように、新たに何か子供向けのものを考えたが、幽霊は子猫に勝てなかったので文章化せず。 |
●『A DREAM』 | 死神の話。無茶な展開で完結。 |
『BRUE WIND』 | 2、3ページで挫折した。風を操る「風の民」の話。同じようなパターンで『ドルフィン』『影』『墜落飛行体』などが出没。 |
『悪魔の切り札』 | 構想のみ。トランプから抜け出たジョーカーが悪さをするという、ホラーなんだかコメディなんだか分からない。 |
(受験期は詩だか何だか分からないものを書き殴っています。) | |
●『白い空の果てに』 | 非常に破滅的な短編(ちゃんと書くと長編)。この作品は、自分で読んでも良く分からない話ですが、後々まで影響が表れています。事実上中学時代最後の作品。 |
高校生。この時期は、書く仲間に囲まれていたので、とても幸せな環境でした。 | |
『THE CLOSED WORLD』(始) | 軽いコメディーのはずが、大長編に……。朽ちかけた赤レンガの図書館におびただしい量の「正」史を残し、閉鎖された「世界」の少年少女の冒険。ノート三冊まで描いて、四冊目に入って放置。放置してから5年くらい経っているはず。画風がこの頃確定し、以後は変わっていません。この話何とか仕上げたいのですが、そのうちリメイクで描くかも知れません。 |
●『夢占人』 | 初めて第三者に公開した作品です。最初から破滅的なストーリーでした(がっくり)。「むせんびと」と最初は読んでいましたが、父が「無銭か?」と言うので、後に書く時には「ゆめうらびと」と改名しました(未発表)。ワープロ最後の作品となりました。 |
●『ゴーストクラブ』 | 構想がようやく実を結びます。学校の怪談風の短編ですが、伏線を回収しきれず、苦い思いをしました。『約束』の題で改稿中です。 |
●『Thundery Night』 | 広義のミステリー掌編。親戚に「解説付けて」と言われたほどに意味の分からない話になってしまったのは、ページ数の都合でした。稲妻を待つ中学生と友人とナゾの少女の話。 |
『交差世界』 | 構想のみ。『THE CLOSED WORLD』と同じ世界観です。自己投影の為ひねくれ主人公です。 |
●『五センチメートルの悪夢』 | 『ゴーストクラブ』続編。『悪魔の切り札』の構想を使用。 |
●『落葉石』 | 父上に発想はいいが中身がうーん、と評された短編。きょうだい受けは良く、シリーズ化しないのかと聞かれる。小さな町に相談所を構える青年が、石を探しに行く話。この話では余り生かされなかった舞台(世界)設定が、後々の物語成立に一役買った。 |
『TRUE FACE』 | 「夕凪館」で連載中のものの原型です。基本設定は変わっていません。いや、明らかに怪盗が主人公でした。これに色んな構想を組み合わせて、今のになりました。登場人物は何倍かに膨らんでいます。うう。 |
『誰も知らない』 『山ノ神』『白い声』 『赤い帽子』『遺跡』『天使』 | 受験期に構想ばっかり思いつくのもどうかと思ったり。詩も書き散らしました(整理せにゃ) |
高校卒業以降。 | |
●『誰も知らない』 | 抽象表現が多いと評された作品。「私」はある時、海岸で青年を助ける。『Thundery Night』姉妹編。 |
●『夕凪の宮』 | 『山ノ神』の設定で描いた。保健医の「私」は、生徒の「夢」の話が気にかかっていたが。『Thundery Night』姉妹編。 |
●『トルク』 | きょうだい達がこぞって褒めた、というか面白がって読んでくれた作品。青桐兄弟デビュー編。ある一日。私自身はリメイクも考えたが、「あかん!」と、きょうだいに「断固として阻止」された。 |
●『雲の城』 | 志怪小説風。ありがちな設定。「いかにも訳文」体で書いた。 |
●『廃墟にて』 | 旅人と、砂の中の幻想。 |
●『ブラックハウス』 | 電話の良くかかってくる家、真相は。 |
●『ドラッグ・アンド・ドロップ』 | 電脳の反乱。怪しい題ですが怪しくありません。 |
本拠地ぼんにゅい。 | |
●『補色残像』●『雲のゆくままに』 『ガムシロップ』『まっかな嘘』 『賢人の遺言』『笑み月』 『蒼の底で』『赤い月』 『麦藁帽子の男の子』『残影』 | 『補色残像』以外は掌編。『蒼の底で』は元はある物語の序章部分。『残影』は学業の先達と「研究対象の関係者と酒を酌み交わしたいなぁ」という会話から、その通りの話を書きました。 |
●『おとだまシリーズ』 | 『おとだま』T〜W、おまけ一編、『リーフライ』『いつもの土曜日』 |
●『ろうそく屋シリーズ』(?) | 『死神とろうそく屋』『ろうそく屋と時計屋』元ネタはグリム童話ですが、かなりのコメディ。本編に当たる部分ができていないという……。 |
●『夢のなかの―白の女』 | 夢占人誕生の話。 |
●『夢の切れ端』 | <dark chocolate>--T, U , V <half moon> <sunflower>軽い怪談。 |
「いとづきかかりて」 | |
『Paper plane soldiers』(始) | 青桐兄弟もの。 |
『草神記』(始) | 連作短編。全部で長編。一応怪談。 |
「夕凪館」 | |
『TRUE FACE』(始) | 説明に困る一品。別の物語の人びと(世界設定は同じなので、問題はないのだが)を加える。怪盗の変装が常態化し、描いても背景に紛れていたりする。基本の話の筋は変えてませんよ(ホンマかいな)。 |